XMFのジョブをアーカイブ(バックアップ)すんのに、ナニを指示すると、ドレが残るのか。
ジョブをアーカイブするかは個別のジョブの自動処理パートに仕込みます。
タイマーのスタートをいつにするか、そのあとどれくらい待つか。
アーカイブを始めるまでの時間は設定できますが、なにをどう残すかは使い分けできません。設定は一つね。
「管理パネル→アーカイブ」で設定を編集します。
解説はこちら。(XMFのマニュアルから)
そんでまぁ、これだと何がどれを指してるのはさっぱりわかりません。これに限らず用語の定義がスパッと抜けてるよねXMF。
なのでざっくりと推測。
- ジョブの設定情報:ジョブ名とかワークフロー項目の詳細とか
- ジョブで使用している関連情報ファイル:これわからんね
- 元画像ファイル:面付け用のPDFやEPS、TIFのことで、「元画像」ではないような
- データベース情報:これも想像つかない
- 前処理済みファイル(前処理で作成されたファイル):たぶん素材を読み込んだあとのプレビューや諸データの読み込み
- レンダリング済みファイル(レンダリング処理で出力されたファイル):面付けたもののプレビューあたり?
▽サンプル
- A4左32PのPDF素材(91MB)
- 面付け16ページ折りの表裏を出力
- TIF(300dpi) 920MB
- PDF(300dpiラスタライズ)28MB
差し替えを想定してジョブに同じ素材PDFを2ファイル食わせて、ページ割付も更新した場合のジョブアーカイブの設定と結果のデータ容量。
- 設定ナシ:ジョブの設定情報、元画像ファイル、データベース情報:247MB
- ジョブリソース含む:ジョブの設定情報、元画像ファイル、ジョブで使用している関連情報ファイル:252MB
- 前処理済みファイルを含む:ジョブの設定情報、元画像ファイル、データベース情報、前処理で作成されたファイル:519MB
- レンダリング済ファイルを含む:ジョブの設定情報、元画像ファイル、データベース情報、前処理で作成されたファイル、レンダリング処理で出力されたファイル:685MB
- ジョブリソース含む、前処理済みファイルを含む、レンダリング済ファイルを含む:690MB
この結果から、ジョブに放り込んだ面付け用データは何校分だろうがそのまま残る。
「ジョブリソース(ジョブで使用している関連情報ファイル)」は数MB程度で小さい。
「前処理済みファイル(前処理で作成されたファイル)」は面付け用の素材データとほぼ同じサイズ。たぶん素材PDFを読み込んだあとのプレビューや色割当の情報。
「レンダリング済ファイル(レンダリング処理で出力されたファイル)」はプレビュー用かなにかで素材データほどは大きくならない(が、テキスト主体の素材データだとこれが大きくなるような)
できれば、素材は貼り替えたものだけ残す、未貼付けデータは捨てて、下版したデータのみでアーカイブして欲しいのだけど、難しいんですかねそういうの。
アーカイブを戻した場合、アーカイブした「内容」としてソース、リソース、中間ってタグが表示されるんだけど、それ自体の説明は無いです。むむむ
前処理済み、レンダリング済みファイルを残せば、ジョブ操作中のプレビューが残ってるんで作業は楽。でも単に出し直すだけなら、別にプレビューも要らない。プレビューもジョブの再実行からPagePreparationを選べば生成されますし。
再処理の時間がもったいない、大量のEPSファイルが山積み、クソでかいパス多くて処理にめちゃ時間がかかる…なんてジョブじゃなければ、レンダリング済みも前処理済ファイルも要らないかもね。
posted by あまおかさん at 15:09
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